若いころから働きに働いて小さなスーパーマーケットを一代で大企業に押し上げた蛯名。しかし還暦を迎えて社長職を部下に譲った頃から生活に張りがなくなり生きる意味を見失ってしまっていた。そんな蛯名の唯一の気がかりは凡庸な一人息子の洋のことだった……。 息子の結婚のために手を尽くしながら己の最後に一輪の花を飾ろうと奔走する老境に差し掛かった男性の物語です。 いつも重くなりがちなので軽いタッチにしてるつもりなんですけど、どうかな…。 気軽に読んでみてください。そして気軽に感想等を残していってください。お願いします。
更新:2012/11/25
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光太郎は中学三年生。母、葵の見舞いを日課として暑い夏を過ごしていた。葵は2年前に交通事故に遭っていた。そのとき幸い一命は取り留めたものの脳に影響が残り毎日午後4時半頃に目を覚ますが2時間経つと眠ってしまうという特異な症状を抱え入院生活を続けていた。そんな光太郎が迎えた高校受験まであと半年という二学期の初日。クラスに佐伯という名の大人びた外見で他人を寄せ付けない雰囲気をまとった女子生徒が転入してきた。美術を強く志す佐伯は美術部OBの光太郎に部に入るにはどうしたら良いかと持ちかけてきたため幽霊部員だった光太郎は困惑しながらも何かと世話を焼き、勉強まで教えることになってしまった・・・。 中学生の拙い初恋と夢をテーマに。
更新:2012/7/31
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